次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル 自分を作る・売る・守る!(チャプター2後半のまとめ)

 

こんにちは。大阪は最近少し寒波が引いてきたように思いますが、そう感じているのは暑がりの僕だけでしょうかね。
さて前回に引き続き、こちらの本のチャプター2後半のまとめです。

次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル 自分を作る・売る・守る!

リットーミュージック刊

永田純著

 
 

チャプター2後半

プロダクションマネジメント「作る」についてまとめ

  音楽を作ることこそは、まさにミュージシャンの仕事であり特権です。美しいメロディーが印象的なコード進行、心に突き刺さる言葉を紡ぐこと、素晴らしい演奏をすること、クールなトラックを構築すること。誰もあなたの手助けができませんし、本来、音楽家にとって、これらに向かう時間はまさに至福の時であったことでしょう。
しかし純粋なクリエイティビティーとは別に様々な条件を満たす必要が出てきます。予算やライブのスケジュールやノルマなど。
 

より良い「プロダクション(音楽制作)」へ

予算編
○自分の活動の規模にふさわしい「松竹梅」(ランク)を最初に決める。無理な高望みは誰も幸せにしない。
○その上で、必要なことを積み上げていく「足し算」を。
 
スケジュール編
○最初に、1番大きな(長い)スケジュールを描いてみる。プロジェクトの始まりから最後まで。
例:ライブの決定から、当日までの2ヶ月スケジュール。
録音の決定から、納品締め切りまでの半年スケジュール。など
○その上で、節目になることを決め、そこに向け組み上げていく「足し算」を。
例:一曲一曲を完成させる
曲順を決める
ライブの1週間前には「通しリハーサル」を設定するなど
 
リスク編
○プロセスの中のどこにリスクがあるのかを考え、対応策を講じる。
 
個人的に思ったこと
この辺りの話はビジネスや受験勉強でも必要なスキルだと思う。
例えば東大に入ろうと思ったらそれなりに緻密な計画やスケジュールの組み立てが必要だし、そのために必要なお金も出てくるだろう。
音楽を続けていくことは、もしかしたら東大に入るよりも難しいかもしれない。
一度時間を割いてスケジューリングを見直してみようと思いました
 
次回は「売る その1 プロモーション編」のまとめです。