「作詞少女」2018年何度も読んだ本の第1弾

 

2018年も終わり、2019年がスタートしましたが、新年早々に2018年を振り返るモードになっています。
大晦日までずっと仕事してたのでなかなかゆっくりと2018年について考えることもなかったので、このタイミングでのブログ更新となりました。
2018年複数回よく読んだ本をこのブログで自分の頭の整理も含めて紹介していこうと思います。
 
2018年何度も読んだ本の第1弾は、
「作詞少女」
 ぶっちゃけていうとここに作詞の全てが詰まっているといっても過言ではない。
この本を読んで作詞出来ない人間は作詞を諦めた方がいい。
読んでいて何度も「それ以上言うな!!仕事なくなるやん!!」と思った。
これ以上作詞についてのメソッドを世の中に公開してもいいものかというくらいのボリューム満点の内容。
 
 僕は以前、裏切りに合い、仕事を干されていた時期に何もやることがなく、酒浸りの日々であったが、その時に時間を持て余していたので作詞家の先生に作詞を習いに行っていた。(その行動力を自分で褒めたいと思う)
作詞についての基本はそこでおおいに学ばせてもらったが、それは言語化が難しく、作詞をモノにするのにはかなりの訓練と時間を要する。それに気づいただけでも自分の糧になったのではあるが、この「作詞少女」という本は作詞の真髄を見事に言語化することに成功している。ライトノベル風の書き方だからこそなし得たのだろう。普通に教則本的な書き方だと絶対に作詞の真理にはたどりつくことは出来ないにちがいない。
もう一度言うが、この本を読んで作詞が出来ないなら、諦めたほうがいい。
 
何故何度も読んだのか?
辞書的な使い方をしたからだ。
作詞の作業をしていると、「あれってどうやるんだっけ?」など急にド忘れしてしまうこともあるし、「この場合の基本的な考え方ってどうだった?」など、辞書を引くように該当箇所を読んだりした。
「作詞する人間として、自分とどう向き合えばいいのか?」といったことまで本の内容は網羅されており、これ以上の作詞辞書は今のところないだろう。
さらにもう一度申し上げておくが、この「作詞少女」を読んでも作詞が出来ないのならば、もう作詞は諦めたほうが身のためだ。
 
今の時代、その気になればどんなメソッドもノウハウも手に入れることができる。
ただそれ以上に大事なのは行動すること。
作詞に関して言えばどんどん書いていくこと。
行動する人間だけが成功していく世の中にますますなっていく。
日本人的な「なあなあ」というか「事なかれ主義」という生き方ではこれからの時代を生き抜くのは自ら貧乏くじを引き、貧乏神に取り憑かれることを選択するようなものだ。
僕も含めて、作詞を一生懸命やる人間は、この本を読んで、何度も何作も書きまくるしかない。作詞そのものの方法はこの本に公開されているのだから、あとは行動にうつすだけだ。